幼稚園の概要

園長あいさつ

幼稚園は、人間形成の過程で最も大切な生活基盤をつくるところです。これは、将来よりよい社会人としての成長に、大きく影響することと思います。私ども幼稚園の教師は、その責任の重大なことを今更ながら痛感いたします。
 子どもと関わりつくづく思うことですが、幼い子どもたちには、それぞれ独自のすばらしい持ち味があるものです。似ているように見えてもみんなちがいます。かけがえのない良さをひとり一人がみんな持っています。そしてその持ち味は無限に伸びる可能性をもっております。その良さをどう引きだして、どのように伸ばして行くかということが将来の幸せにつながり、立派な社会人としての基盤になるのではなかろうかといつも考えております。
 保育の内容は、ちょっとみると、他愛もなく見えましょうが、健康や安全な生活の基礎的な習慣を躾けたり、身近な自然や社会に対する正しい理解の芽生えを育てたり、美的構成的な感覚の基礎訓練や創造力の養成等なかなか多彩なものが含まれております。思うに教育はどの過程を考えても、家庭の協力は大切でありましょうが、特に幼稚園の教育は家庭の協力なしには考えることができないでしょう。
 幼稚園教育は教師と父母との協力の上にのみ可能なことだと申しあげるほうがよいかもしれません。幼稚園に入園することは社会生活への大切な門出であり、第二の生誕とも言えましょう。
 私どもはできる限りよい環境をととのえ、お子様方をお迎えするつもりでおります。

園長  宮原 直美

園の概要

創立
昭和47年3月15日
経営主体
学校法人 城南学園
所在地
〒264-0003 千葉県千葉市若葉区千城台南2-8-4
TEL   043-237-0552/FAX   043-237-0552
 本園は、昭和47年に開園し今年で52年目を迎えました。千葉市内を走る千葉都市モノレールの 終点千城台にあり、市営住宅に囲まれています。また、近くに商店街、小、中、高等学校や大小多くの公園があり、環境に恵まれています。また、園庭や総合屋外保育場には、花壇やプランターの他に、桜・石楠花・紫陽花・銀杏・紅葉・欅などの木があり、四季の移り変わりを感じることができます。
 
幼稚園は先生と友だちと楽しく生活できるところ
たくさんの友だちと同時に遊べる遊具(回転塔・ブランコ)や子どもたちが楽しく遊びながら運動能力を伸ばすように工夫した総合屋外保育場があります。
一人ひとりを尊重したきめ細かい保育
登園後の観察に保護者とのおたより帳の交換や連絡等から得たものを加え、一人ひとりの子どもの状態や心理をきめ細かく把握して保育にあたっています。また、持ち物整理、着替え、室内での自由な遊びの間に身辺処理の自立を図っています。
室外・園外保育の重視
遊びのなかでの自主性や、創造性の伸びには目を見張るものがあります。本園所有の大草農場や近くの公園への徒歩での遠足。芋苗観察や収穫を自分の手で経験すること、昆虫類や野草の観察・採集等、安全で広々とした野外での保育を数多く実施しています。室内では味わえない楽しさと、より成長を助ける環境に努めています。また、歩行力が向上し交通ルールを守る習慣も養われます。
科学する芽生えを育てる環境作り
科学性を伸ばす動植物の観察・飼育栽培、簡単なおもちゃ作りなどに、興味を持って行なうような環境に努めています。(カメ等小動物の飼育や個人で四季に適した草花(千日紅・クロッカス)の観察栽培、身近な材料を使って動くおもちゃ作り等)
根気強さ・巧緻性・集中力を養うボールつき
がまん強さ・目標へ向かっての向上心の成長を促す保育のひとつです。
幼児期の英語教育
幼児期は、感度が極めて鋭いだけに、聴覚と発生運動との働きで言語音を学ぶのに適切な時期であり、英語の音声の聞き取りや発音練習を幼児期からやっておくことは、将来の英語学習に必ず役立つと考えています。令和5年度から全学年を対象に、講師の先生が各クラスで英語のレッスンを行なっています。(木曜日)